『愛子天皇論』掲載のSPA!、本日発売!
そして仕事場には、来週・3月12日発売号に掲載の『愛子天皇論』(ゴー宣227章)の校閲ゲラが届いたので、いつものようにチェックしていたのですが…
愕然としました。
次回には「女性天皇、女系天皇が歴史上、存在した」という事実は既に歴史学上では実証されているという説明が入っています。
そして、その中で元明天皇(母)から元正天皇(娘)への譲位についても、
「元正天皇の父・草壁皇子は天皇ではない」
ということ、譲位に当たっては
元明天皇が自ら後継者として娘を選び、譲位の詔を発している
ことを説明した上で、
「元正天皇は元明天皇から天皇を継承。
草壁皇子から継承したのではない!」
と書いています。
ところが、このページに、校閲がこう書き込んでいたのです。
「草壁皇子は天武天皇の子なので
元正天皇は男系の女性天皇になる
のでは?」
これだけ説明しているのに、こんなこと書くか!?
SPA!の校閲は男系固執派のようです。
どれだけ説明されても、理解するつもりもないようです。
全く公正さを欠いているとしか、言いようがありません。
これは校閲者個人の問題なのかどうかわかりませんが、呆れるばかりです。